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 PHOTO & WORDS   「 彼女の手 」



気がつくと彼女は静かな寝息を立てていた

僕は信号が変わるのを待つ間 クッションを抱き締めたままの 彼女の手をみつめていた

ワイパーを止めると 外の世界は滲んで輝き出した

PHOTO & WORDS 007

本当に久しぶりのデート

ずっと会えない日が続いていた 前に会ったのがいつか思い出せないほど

一日中彼女に握られていた僕の左手には 彼女が今日まで耐えていた寂しさが今も残る


次はいつ会えるかな

いつかきっと ふたり同じ家に帰る日が 来ると信じて

あと僅かな時間で また離ればなれになる手と手を 僕はそっと重ねた